clap3’s blog

哲学的実践の記録。きみの鞄は未だ重いのかい?

備長マグロのスパゲッティ

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仕事帰りに駅前の西友で備長マグロ(加熱用。解凍。)が格安だった——パックに山盛り詰められて230円少々——ので、これを主役に据えたメニューを即興で考案しました。

【材料(一人分)】
・備長マグロ(加熱用) 200〜300g
・キャベツ 大きめの葉数枚(荒く千切っておく)
・オリーブオイル 大さじ2〜3
・にんにく 1片
・唐辛子(乾燥) 2本
・醤油 大さじ2くらい
・麺つゆ 大さじ3くらい
・タイム 少々
・レモン汁 少々
・白ワイン 100ml
・スパゲッティ 100g
・塩(スパゲッティを茹でる湯に対し1%)
・スパゲッティの茹で汁 50〜100ml
・大葉 3枚

イタリアンの基本に倣い、フライパンにオリーブオイルオイル、薄切りのにんにく、刻んだ赤唐辛子を入れ、弱火で熱してオイルに香りをつける。

浅型のコッヘルに麺つゆ、醤油を溜めておき、備長マグロをしばし(5分程度でもOK)漬け込む。
フライパンに備長マグロを漬け汁ごと投入し、レモン汁、タイムを全体にさっと振りかけ、キャベツを加えて強火〜中火で火を通す。

キャベツがしんなりし始めたら一旦火を止め、深型のコッヘルにたっぷりの水、塩を入れてスパゲッティを茹でる。スパゲッティの茹で時間は表示より2〜3分短くする。くっついてしまわぬように、茹で上がったスパゲッティには少量のオリーブオイル(分量外)を垂らして混ぜておく。

フライパンにパスタの茹で汁、白ワインを注ぎ、強火でアルコールを飛ばす。
根気よくフライパンを揺すって十分にマンテカーレ(乳化。オイルとパスタの茹で汁を一体化し、ソースにする)させる。

フライパンにパスタを戻し、中火〜弱火で手早く絡め、ソースを十分に吸わせる。

皿に盛り、刻んだ大葉を散らして完成。

口に入れると、まずレモンとタイムの爽やかな香りが広がり、唐辛子のピリッとした刺激が後から追いかけてきます。大葉もいいアクセントになっています。
香りの強いものを複数使っているわけですが、それぞれが諍うことはなく、むしろ気持ちの良い重奏をなしていて非常においしい。
塩代わりに醤油、麺つゆを使っているのに、和風な印象はほとんどありません。多分、何も説明せずにサーブしたら大概の人は気付かないでしょう。もちろん、味はしっかりついています。